<< AAS 2001-2003 index << | index | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | >>

居住空間の提案 - 3
(2) ヒアリング――宇宙飛行士への質問と回答

i 睡眠時の温度について
質 問 回 答
24℃の環境で寝袋はなしでも眠れるようであるが、不要なものだろうか。 ・ 設定温度が24℃かどうかわからない。
(船内は24℃ではない気がする)

・室温の設定はアメリカは元々低いので、寝袋は必要である。但し、寝袋の要・不要は室温の設定によると思う。

・寝袋による保温性などは必要ではなく、室温コントロールで十分であり、寝袋ではコントロールしないほうがいいと思う。

・寝袋から手を外に出していることに意味はない。寒い時は、中に入れて寝ていた。

ii 睡眠時の体(寝袋)の状態について
質 問 回 答
寝る時の姿勢に腕を組んでいる写真が多いが体の筋肉に負荷をかけているのか。
又足を組んでいるのも同様の意図があるのか。
・ 腕・足は組んで寝ていないので,筋肉の負担はない.

・寝袋はとんでいかないように、機体一部とひもなどで結ばれており、寝袋も周りをベルトで縛っている。

・宇宙で睡眠時に背筋を伸ばす(背骨を伸ばす)ことはできない。また、伸ばして眠りたいということもない。寝袋はベルトで固定されており、固定されかた次 第。

・宇宙では、背筋が伸びていて背中が痛いという人がいる。そういう人は脚を曲げて(体育座りのような感じ)そこをベルトで止めて丸くなって眠っていたとい うこともあった。

・枕は必要とされない。重力はないので首筋固定や背筋の固定も必要としない。

iii 寝袋について
質 問 回 答
寝袋の素材は特殊な内容であったか。
コットンの布地のようだが、ISSではどのように改善されているか。
・ アメリカに関する寝袋等については、ISS/STSではあまり変化はないように感じた。ロシアについてはわからない。

・素材は、不燃性の麻?手触りは毛っぽい。但し、不燃性のものであれば地上の普通の寝袋でも全然かまわない気がする。通気性も必要だが。

iv 寝場所・寝心地等について
質 問 回 答
スペースシャトルでは4段になっていた。
奥行きが異なる。狭いところで困らなかったか。
・スリープステーション(箱型)は経験していない。

(補足質問内容:21,5-28,9-31,3-32,7inches 。21,5 inchesのような狭いところで困らなかったか。又高さが50cm程しかないが困らなかったか。ISSではどのように改良されたか。VTRからは奥行き はモジュールの断面に沿って21,5-32,7inchesあり円弧状。高さ2100程度と考えられる。)
空気の流れはスリーピングステーション内にあったようだが、風として感じるほどの流れ だったのか。 ・ スリープステーションで、空気の流れが気になって空気孔をガムテープでふさいだ飛行士もいる。但し、二酸化炭素の密度が上昇するなど良くないし、やっては いけないこと。

・寝袋が空気孔のほうに飛ばないように設定している。

・空気の流れが気になったことはない。睡眠時で気になったのは、トイレの音くらい(掃除機で吸っている音)。

・一度、ISSで暑くて目が覚めてSTSに移動して寝たことがある。ISSよりSTSのほうが室温は高い。

v 寝袋へのリクエスト
質 問 回 答
寝袋の素材は特殊な内容であったか。
コットンの布地のようだが、ISSではどのように改善されているか。
・ 寝袋を肉体に FIT させるのは機能的ではないと思う。寝袋は内側にポシェットを付けていて、そこに懐中電灯など緊急時に必要な物を入れている。また、寝る前に読ん でいた本なども寝袋に入れてしまっているとのこと。何か物を入れる機能が寝袋にあったほうがいいとおもう。(わざわざ寝袋から抜け出して、本などを棚に戻 すのは面倒である。)

・寝袋で最重要なのは通気性・衛生性である。

・出来るのなら、脚の部分が外に出せるような寝袋にして欲しい。(布団で寝ているときに、暑いときは脚を外に出す感覚)その場合、物(本など)が外に出て い かないように注意しなくてはならない



Fig. 25
fig.25   FUTON DATA 03 (NASA による)

Fig. 25-2
fig.25-2   FUTON DATA 05 (NASA による)

▲ top

<< AAS 2001-2003 index << | index | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | >>