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3. KOKORO PROJECT: 芸術実験空間の研究開発にあたり


(1) 実験空間の確保について

実験空間が仮定,仮設ではリアリティのある研究は不可能であるため,国際宇宙ステーション内,日本実験棟の内部で実際に実践可能なことがらや,芸術実験の 実践が可能な空間を探し出すことからプロジェクトが始められた。その結果,きぼう実験室内にはほとんど余剰空間は存在しないが,不定期的使用でよければ, 船内保管 室の実験ラックの収納や取り出しのときを除けばその通路空間の使用が可能と思われるという返事を得たので,われわれはこの空間をひとつの重要な芸術実験の 現場と位置付けた。

(2) 原寸大シミュレーションモデルの制作

研究をよりリアリティのあるものにするため,この空間を再現したシミュレーションモデルの制作を行った。
モデルは,きぼう船内保管室の実験ラック収納,取り出しのための通路空間のみを,できるかぎり忠実に原寸再現するため,船内保管室の設計図(寸法のみ)を もとに作られたものである。

空間壁体の素材は,実物もアルミニウム合金が多用されているため,その雰囲気作りのためにアルミニウム合金 (52S) を使用した。また,実験空間モデル本体が固定されていては宇宙環境の微小重力という浮遊感が得られないため,一方向ではあるが回転軸を設け,可動実験空 間モデルとした。


Shockwave movie
原寸大シミュレーションモデル アニメーション (42MB)
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